【徹底解説】ベンチャー企業の各成長ステージについて

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スタートアップネクスト編集部

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スタートアップネクスト編集部です。スカイランドベンチャーズというシードスタートアップへの投資に特化したベンチャーキャピタルが運営しています。スタートアップの経営幹部を目指す20代、30代向けに最先端分野やスタートアップの酸いも甘いもをぶっちゃけでお伝えして参ります。

こんにちは!スタートアップネクスト編集部です。 こちらのサイトでは、スタートアップやベンチャーの経営や起業に興味をお持ちの方に対して、スタートアップや最先端技術やビジネスについてのノウハウや知識についてプロのベンチャーキャピタルがレクチャーしています。

日本ではベンチャー企業という言葉には明確な定義はありませんが、新技術や新製品、新事業を武器に創業し、成長・拡大しようとする意欲のある企業を指して呼ぶことが多いです。ここでは、ベンチャー企業の成長ステージと呼ばれるものについて解説し、各ステージにおける国内ベンチャー企業の資金調達例を紹介します。

ベンチャー企業の成長ステージとは何か

ベンチャー起業の成長段階を4つに区分したもので、資金調達のスタイルの変化と絡めて語られることが多いです。以下その4つの段階について簡単に説明します。

シードステージ

ビジネスモデルを具体化したサービス・製品の構想は既にあり、プロトタイプを開発中であるが、顧客に販売・提供できる製品やサービスとしてはでき上がっていない段階です。まだ莫大な資金は必要ではなく、経営者自身もしくは親しい人に出してもらうスイートマネーでしのぐことが多い時期です。しかし近年はシード向けへの出資を行うベンチャーキャピタルも多数存在し、スカイランドベンチャーズはその一例です。

アーリーステージ

製品やサービスを作り上げて事業を立ち上げた直後で、これから軌道に乗せて行く段階です。運転資金や設備投資、研究開発に販売促進と様々な資金が必要になってきます。まだ事業が非常に不安定なため本格的な出資や融資は期待できませんが、割合的にはかなり少ないながらも、株式上場の意思を見せることで初期から出資に応じてくれるベンチャーキャピタルも存在します。

エクスパンションステージ

事業を拡大させ、本格的に軌道に乗る段階です。収益も黒字に転換していきます。人材・設備・開発など様々な面で規模を拡大していく必要があります。十分な信頼を得られるほどの収益状態ではない場合、金融機関からの融資を受けることは難しいですが、事業の成長に伴ってベンチャーキャピタルから出資を得られる機会が増えてきます。

レイターステージ

事業が順調に続き経営が安定し、金融機関からの融資も本格的に受けられるようになる段階です。以前の段階でベンチャーキャピタルから出資を受けている場合には、新規株式公開などのエグジットへ向かう時期になります。

各ステージにおける目的や課題

シードステージ

この段階の目的は、自社の製品やサービスを構想から具体的なデザインを持つ商品として練り上げることです。当然まだ売上はなく、純損益は赤字で製品・サービスの開発が進むにつれて拡大します。自己資金やスイートマネーだけで資金がまかなえない場合、外部資金に頼らざるを得ませんが、日本ではエンジェル投資家を見つけられる可能性は低く、何らかの援助が受けられるとすれば、インキュベータもしくは日本政策金融公庫などになるでしょう。しかし先ほども述べましたが、近年はシード向けに出資を行うベンチャーキャピタルも多数存在します。

アーリーステージ

この段階では、製品の製造やサービスの展開に必要な設備や人員を整え、また開発も引き続き進めながら事業としての形を作り上げていきます。事業の立ち上げ段階では、経常的な売上が立たないままキャッシュが流出していく一方、信頼も担保もないため融資を受けることは難しく、何とかしてベンチャーキャピタルを見つけるか、設備をリースで済ませたり、アウトソーシングを活用するなどして資金を節約する必要があります。インキュベータとの繋がりを通じて事業会社との結びつきを得られれば、事業会社から出資を受けるという選択肢もありえます。

エクスパンションステージ

この段階では、試行錯誤しながら作り上げてきた事業がブレークし、急激に拡大します。経営が本格的に上向き始めますが、競合企業との競争で生き残り成長を続けるために、さらなる投資のための資金を調達しなければなりません。売上高が順調に上がっていき収益が安定すれば、ベンチャーキャピタルからの出資だけではなく銀行などの民間金融機関からの融資も可能になります。

レイターステージ

この段階では、急成長を遂げた事業が黒字化に成功し安定成長期に入ります。ここでは事業の維持も大切ですが、ここまでにベンチャーキャピタルからの支援を受けてきた場合、きちんとしたエグジットに到達するという課題があります。まずゴールとして思い浮かぶのは新規株式公開ですが、近年は上場基準が厳しくなったためコストが高くつく傾向があり、M&A、つまり合併・買収という選択肢を検討せざるを得ない場合も出てきています。

ベンチャー企業の各ステージにおける資金調達まとめ

シードステージ

STUDIO株式会社

設立:2016年4月19日

事業内容:次世代デザインツール「STUDIO」の開発・運用

調達内容:2017年10月 5000万円

調達目的:STUDIOを世界でシェアを取れるツールにするべく開発体制を強化

エメラダ株式会社

設立:2016年6月

事業内容:インターネットを活用した資金調達・投資プラットフォームの構築、運用

調達内容:2017年4月 2億円

調達目的:株式性資金及び借り入れ型資金調達の両事業のビジネス推進、人材採用、マーケティングやコンプライアンス体制の強化

アーリーステージ(シリーズA)

株式会社インフォステラ

設立:2016年1月

事業内容:人類の生存圏拡大に貢献する次世代の通信インフラを提供

調達内容:2017年9月 8億円

調達目的:事業開発と人員拡充

FlyData Inc.

設立:2011年

事業内容:企業の持つデータを、適切な場所に、適切な形で、いつでも利用できるようにするサービスを提供

調達内容:2017年4月 400万ドル

調達目的:データ処理の準備の部分にディープラーニングを適用する研究開発を進める

エクスパンションステージ(シリーズB)

toBeマーケティング株式会社

設立:2015年6月

事業内容:マーケティング支援事業

調達内容:2017年10月 4億円

調達目的:MAPlusの開発と伴走活用支援の体制を強化

テックビューロ株式会社

設立:2014年6月

事業内容:ビットコインなどの暗号通貨を取り扱う為替APIから取引所、ブロックチェーン技術開発

調達内容:2017年9月 16億円

調達目的:仮想通貨取引所Zaif、プライベートブロックチェーン技術mijinをはじめ事業の整備拡充

レイターステージ(シリーズC)

WAmazing株式会社

設立:2016年7月

事業内容:訪日外国人旅行者の日本旅行中に使う 「スマホ向けアプリサービス」を提供

調達内容:2017年9月 10億円

調達目的:サービス拡大のための開発、人材確保

株式会社ヤプリ

設立:2013年4月

事業内容:スマートデバイスに特化したインターネット事業

調達内容:2017年10月 6億7000万円

調達目的:人材の強化、Yappliの機能強化

まとめ

日本では過去3回のベンチャーブームがありました。例えばベンチャーキャピタルについて言えば、これまではハンズオフ型の出資が主でしたが、近年はハンズオン型も頻繁に見られるようになってきました。アベノミクスなどの政策もベンチャー企業を後押ししており、4度目のベンチャーブームが来るのではとも言われています。今回の記事が、ベンチャー企業をめぐる情勢に関心がある方にとって少しでも参考になればうれしいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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