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スタートアップネクスト編集部

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こんにちは!スタートアップネクスト編集部です。
こちらのサイトでは、スタートアップやベンチャーの経営や起業に興味をお持ちの方に対して、スタートアップや最先端技術やビジネスについてのノウハウや知識についてプロのベンチャーキャピタルがレクチャーしています。
孫正義といえば、日本を代表する起業家といって間違いないでしょう。一代で時価総額約10兆円の企業を作り上げ、なおその成長の手を緩めず、海外でのM&Aや、ロボット、人工知能への投資を繰り返しています。
孫正義のようなベンチャースピリット、徹底してやる力、深く掘り下げる思考力、とことんやる実行力などは、ベンチャー起業家でなくてもあこがれるところです。では、そのような彼のスピリットは、どのように培われたのでしょうか。ここでは、孫正義に関する本を紹介することで、彼の哲学や半生に触れてみたいと思います。
読むべき7冊その1「志高く 孫正義正伝」

孫正義が書いたわけではないですが、本人が公認している自伝になります。孫正義の半生について、ここで大枠を学ぶことができます。
孫正義の「交渉力」や「大きく考える力」は、学生の時からすでにその素質の片鱗が発揮されていたことがわかります。また、今後のビジョンとして、300年成長する企業を作る、そのためには、今の成功で満足することなく、更に前に進む必要がある、と言い切っている点に、スケールの大きさを感じます。
孫正義の半生を一気に知りたい、という方におススメです。
読むべき7冊その2「孫正義 300年王国への野望」

こちらは、元日経新聞の記者の杉本氏から見た、孫正義という人物の解説になります。70人以上にインタビューを行っています。
細かいエピソードが多く、ジョブズとの会談や、ニケシュ・アローラ氏の退任まで、世間を驚かせたニュースの裏側まで、しっかり入り込んで解説されています。また、成功事例だけでなく、失敗も書かれているので、そこから学ぶことも多いかもしれません。
こちらは、より広い視点で、孫正義のエピソードを知りたい、という方におススメです。
読むべき7冊その3「レイクロック自伝 成功はゴミ箱の中に」

こちらは、孫正義の直接の自伝ではありません。しかし、孫正義に大きく影響を与えた、マクドナルドを全米一大チェーンにした、レイクロックの自伝です。巻頭文をユニクロの柳井さんが書いており、あとがきを孫さんが書いています。また、巻末に2人の対談が載っています。
ビジネスを広げていく中で「信念」と「やり遂げること」が最も重要だ、ということが、様々なエピソードを通じて伝わってきます。
本書を通じても、孫さんの考え方の一部を知ることができます。映画化もされましたので、読み物としてもおススメです。
読むべき7冊その4「あんぽん 孫正義伝」

あんぽんとは、孫正義が日本に帰化した時の「安本正義」から来ている、昔の孫正義のあだ名です。このことからもわかるように、孫正義の幼少期について、特にフォーカスを当てている本になります。
実は、孫正義の生家は、貧乏で、当時は差別を受けていたそうです。そこから、10兆円企業を作るまでに、なにがあったのか、孫正義の強い意志と反骨心はどこから来ているのか、家族ということを切り口に、深くまで掘りさげた本になります。
孫正義のルーツをさぐりたい、という方におススメです。
読むべき7冊その5「孫正義の焦燥 俺はまだ100分の1も成し遂げていない」

本書は、どちらかというと、最近のソフトバンクの事業にフォーカスを当てています。アメリカでのM&Aやロボット事業、エネルギー事業など、大企業としてのソフトバンク、にフォーカスされた一冊になります。
我々の目からは成功を収めているように見えるソフトバンクも、孫正義の目からすれば、「まだまだ」に映るようです。そういった視点で見る、現在のソフトバンクが抱える課題や、ソフトバンクのこれからの方向性について、詳しく書かれています。
まさに、「今」のソフトバンクを知りたい、という方におススメにの一冊といえるでしょう。
読むべき7冊その6「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学 」

こちらは、孫正義が20代に考えたという、「孫氏の兵法」に「自分の経営哲学」を足した、25の漢字を紹介するという、孫正義の哲学が書かれている本です。2007年に初版が出版されていますが、2010年に孫正義自身が「ソフトバンクアカデミア」でこの法則を大幅に刷新させたことで、大きく改変を加えたものが文庫版になります。なので、買う場合は文庫版をお勧めします。
25の漢字に、それぞれ経営哲学が込められています。内容も、どちらかというと、具体的な内容というよりも、大きな哲学や、進むべき道の話が多くなっています。
また、19歳の時に建てた、人生50年計画についても紹介されています。あまりのスケールの大きさに、驚いてしまう人もいるのではないでしょうか。
孫正義の哲学に触れてみたい、ビジネスというより、生き方について知りたい、という人におススメの1冊です。
読むべき7冊その7「孫正義 奇跡のプレゼン」

最後は、孫正義の最たる強みの一つである、「プレゼン力」にフォーカスした1冊を紹介します。
孫正義のプレゼンについて、その強みがわかりやすく書かれています。さすがは元側近の方が書いただけあって、わかりやすく、そして随所に孫正義らしい「強さ」を見せるプレゼンの極意を書いてくれています。
これは、孫正義を知るという意味でもそうですが、単純にプレゼンスキルを高めたい、という方にもおススメできる一冊です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?孫正義の半生を知るための本から、孫正義が影響を受けた例クロックの自伝、また、孫正義の成功哲学について書いた本まで、幅広く7冊紹介させていただきました。
この外にも、孫正義について書かれた本は沢山ありますが、この7冊を読めば、孫正義の考えていること、これからのソフトバンクの未来、起業家に必要な考え方、哲学等が一通りわ
かると思います。まずは気になった一冊から、読んでみてはいかがでしょうか。