【必見】越境ECを徹底解説

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最近、「越境EC」という言葉を聞くことが多くなりました。もっとも、この言葉を知らなくても、越境ECを既に活用している人も多いのです。ここでは「越境EC」について詳しく解説したいと思います。

越境ECとは

まず越境ECについて見ていく前にECについて見ていきましょう!越境ECについて知りたい方は読み飛ばして下さい!

ECやECサイトとは何か?

ECとはElectronic Commerce (エレクトロニック・コマース)、つまり電子商取引のことです。eコマースとも言います。具体的にはネットを通じて商取引をすることです。

ECの典型的なものがamazonや楽天など、ECサイトでの買い物です。この場合、amazonや楽天が事業体(Business)で個人の消費者(Consumer)が買い物をするのでB to CのECということになります。企業がインターネットを通じて企業と電子商取引をすることもあり、この場合はB to BのECとなります(実際にはこちらの市場規模の方が大きい)。

また、amazonの新刊書籍の販売は、amazonが書籍を購入して倉庫にためて置き、個人から注文があったら発送する仕組みです。これに対し、楽天では、楽天が全体のサイトを作り、そこに個別の売主が個別のサイトを登録して一種の商店街をつくっています(電子商店街とも言います)。

amazonの新刊書籍の販売では、amazonは通常の本屋さんのように、新刊書籍の仕入れ値と販売価格の差額から利益を得ます。楽天のような電子商店街では、個別の売主は同様に仕入れ値と販売価格の差額から利益を得ますが、楽天に対し店舗サイトの登録料や売上歩合を払わなければなりません。楽天はそこで利益を得るわけですね。

越境ECや越境ECサイトとは何か?

さて、お待たせしました。越境ECです。

amazonの新刊書籍はほとんどが日本語の書籍ですからお客さんも日本人です。正確に言えば、amazonのサイトは日本語サイト、米国サイトなど主要国ごとにあり、日本人でも直接米国サイトで注文ができます。

楽天のお店はどうでしょう?

日本のサイトを見ることができる国の国民であれば、楽天のお店にアクセスすることはできます。ただ、例えば、中国人で中国語しかわからない人が日本の製品を買おうとしたら大変です。まず、日本語が読めません。お店に中国語の説明があればよいですが、普通はまだありません。また、仮に日本語が読めたとしても、決済が大変です。

買いたい人、売りたい人がいるのに言語、決済、物流の壁があるために、ものが売れないのは残念なことです。

越境ECとは、国と国の間のこうした言語、決済、物流の壁を取り払ってくれるECです。

越境ECの市場規模からみる成長

国内のB to C ECの場合、2016年時点で、市場規模は15兆円、物販に限っても8兆円規模になっています。対前年比伸び率は10%前後です。また、スマホ経由の取引は約3割に達しています。

また、PayPalによると2016年の主要国におけるEC市場の合計額は160兆円で、越境ECでの購入額は中国が1位で7兆円、米国が2位で5兆円です。また、中国人が越境ECで商品を購入しているランキングでは、日本と韓国がそれぞれ13%で同率1位であり、3位の米国を引き離しています。

このように越境ECの市場規模では、現状では人口も購買意欲も高い中国が大きなウェイトを占めています。一時期、中国人によるインバウンド爆買い(来日客による購買)が話題になりました。インバウンド爆買いはある程度以上の収入がある富裕層を中心としたものですが、日本に来るほどの余裕がない中国人の中間層にとって越境ECは非常に魅力的なものです。

ちなみに中国人はなぜ、自国の商品を買わず、わざわざ日本の商品を買うのでしょう。これは中国商品の品質や魅力が乏しいからです。PayPalの調査でもそのような回答が得られています。

最近では、中国以外でもインドや東南アジア諸国でも所得水準が上がり、高品質な日本商品への需要が高まってきています。現在、東アジアでは国家間の緊張が高まっていますが、各国の国民は日本製品の優秀さやサービスの細やかさをよく知っており、各国政府が規制をしない限り(自国製品を保護するために規制を掛けるおそれはあります)、越境EC市場は今後爆発的に市場規模を拡大する可能性を秘めていると言えます。

日本の越境ECサイトと運営会社

日本の話を限った場合、越境ECには、海外から日本商品を買う、いわばインバウンド的な越境ECと、日本人が海外から商品を買う、いわばアウトバウンド的な越境ECがあり得ます。

Inagora

インバウンド的な越境ECを実現するためには、中国人向けのサイトで日本の商品を売らなければなりません。これを行っているのがInagoraです。

Inagoraは日中に拠点があり、日本の企業がInagoraに依頼すると、中国のプラットフォーム(サイト)豌豆(ワンドウ)に出品することができます。日本の企業とInagoraとのやり取りは日本語なので、日本企業としては国内ECサイトに出店するのと同様の手間で済むわけです。また、豌豆には豌豆公主という越境ECアプリがあり、中国人は日本商品をスマホで気楽に購入できます。

さらに、現状でInagoraのサービスは正規メーカー品に限定されているため、中国人からすると正規品を安心して購入できるというメリットがあります。

一方、日本人が海外製品を購入するための越境ECサイトもあります。

BUYMA(バイマ)

その代表がBUYMA(バイマ)です。これは日本の渋谷区に拠点を持つ株式会社エニグモの事業で、世界中のパーソナルショッパーの出品している商品を日本で買えるというもの。

BUYMAの場合、海外ブランドの店舗ではなくパーソナルショッパーが出品しているのが特徴です。このため、日本未入荷のアイテムや既に国内では完売してしまったアイテムなど、国内正規代理店でも買えない商品を手に入れることができます。また、パーソナルショッパーが独自に購入した有名ブランドではない優良品も入手のチャンスがありますパーソナルショッパーの出品ということもあり、偽商品がないわけではないようですが、ソーシャルな面も充実しているので、しっかり利用すればかなりお得かもしれません。

 オススメの越境ECの本・サイトを紹介

越境ECで事業をしたい!起業したい!という人は少なからずいると思います。ですが、何からすればいいか分からない、そもそも越境ECについてあまり理解していないという人が多いと思います。そんな方々にオススメの越境ECの本・サイトについて紹介します。

越境EC&海外販売 攻略ガイドブック

越境EC サイト制作をはじめて制作する担当者,これから海外販売を始めたいと考えている経営者,国内Web 制作会社の担当者向けに,必要な知識を最速で学習できるようにまとめた,越境ECの準備・構築・決済・発送・運営に役立つ実務書です。初歩的な越境ECとは何か?から本格的にどう越境ECでビジネスを行なっていくのかまで詳しく解説されています。

海外Webマーケティングの教科書

タイトルにもあるように教科書となっていますが、内容は著者が実践で身につけたノウハウや方法が紹介されています。この本の通りやればうまくいくという内容よりかは、一つの成功するための考え方になっています。本の内容は長期にわたって活用できる傾向や考え方になっています。

越境EC入門の教科書

このサイトは海外へ何か販売したい方、海外向けネットショップを解説したい方、越境ECのノウハウを知りたい方にぴったりのサイトになっています。セミナー・イベント情報、事例やニュース・コラムと越境ECの最新の情報を知ることができます。

まずは本を読んだり、ウェブメディアを参考にしたりして最低限の知識を入れるようにしましょう。そして知識を入れつつ、実際に行動すること成功への近道です。次は越境ECの課題について見ていきます。いくら勉強したからといって一般的に簡単にはいきません。そこで課題を分析することで後々くる問題や課題について知っておきましょう。

越境ECの課題について見ていこう!

越境ECは多くのメリットがある一方で、現状、まだまだ課題は山積みです。それでは越境ECの課題について見ていきましょう!

下のグラフを見てみてください。通商白書2017年によると、企業は越境ECの課題について決済システムや配送に関するリスクを挙げる割合が高かった。その他にも、海外の制度や規制に関する情報不足、輸出特有の制度に関する点を挙げる割合が高かった。

下のグラフを見てください。上記のように越境ECには問題点や障壁があることから、eコマース売上の海外割合が1%未満の企業がなんと約70%です。このように日本企業が海外でものを売ることが如何に難しいかが理解できると思います。

 

出典元:http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2017/pdf/2017_02-04-01.pdf

いかがですか?グローバル化はかなり進んでいますがまだまだ海外の国でビジネスすることは容易では無いようです。

しかし日本では少子高齢化が問題となっているように、越境ECは市場を中国やアジア全般、さらに世界中に拡げることができる仕組みです。このため、日本市場が縮小する状況にあって今後の日本企業には大きな武器となるでしょう。また、日本からの購入商品にはファッション系のものが多いのですが、これも今後はアイテムの幅が広がると考えられます。すこいでも興味がある方は是非チャレンジして見てください!

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